事業内容Business
水管橋
人々の暮らしを支えるTAKの水管橋は今日もおいしい水を送りつづけています。
大自然を循環する「水」はその過程で飲料水や産業用水に姿を変え、最後の一滴になるまで私たちの暮らしを支え続けています。
この水の恵みを、深い谷間や河川を横断して送り続けるため、橋の部材に水路としての鋼管を用いたのが水管橋です。TAKは、ナイロンコーティング鋼管やステンレス鋼管を用いた水管橋を開発。
この分野においても、数々の実績を上げており、官公庁をはじめとするお客様から高い評価を受けています。
TAK製品の特長
ナイロンコーティング鋼管やステンレス鋼管を用いた水管橋は、耐食・耐候性に優れ、高い信頼性があります。設計から加工、組立までの一貫体制によりニーズに適応した形式をご提案します。
水管橋の形式
ナイロンコーティング鋼管「TAK NC-11」は、鋼管の内・外面を粉体ナイロン-11で流動浸漬法によって熱融着させボルト穴を含め、全面コーティングされます。色はホワイト、ブルー、グレーの3色にて対応できます。
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トラス補剛形式
本形式には三角トラス、逆三角トラスや四弦トラスが含まれます。基本的にはトラス構造のため風荷重は支間長に比べ小さく、鉛直及び水平荷重に対し剛性が高いため、中、小口径の送水管で比較的長い支間を渡すのに広く使用されます。
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ランガー補剛形式
アーチ系の形式で、アーチリブは圧縮力を受け、剛性のある補剛桁と複合させるため、構造上利点が多く、特に大口径で長支間には、経済的で美観上も優れています。
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T型・π(パイ)型補剛形式
構造は比較的簡単ですが、風圧面積が増すため、風荷重に対して耐力が必要となります。したがって、鋼材重量が他の補剛形式に比べ多くなる傾向にあります。
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固定円弧アーチ形式
パイプの持つ有利性を有効に生かした経済的な形式であり、パイプビームに比べて適用スパンも増大しますが、安全なアンカーブロックの設置が必要です。谷間などに設置する場合は美観的にも優れた形式です。
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パイプビーム形式
単純支持形式、両端固定支持形式、一端固定一端自由支持形式、連続支持形式を総合してパイプビーム形式と呼びます。口径の割りに支間長が短い場合、本形式は最適です。
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道路橋添架形式
横断箇所に既設の橋梁があり、強度的に添架が可能な場合に用いられる、簡単で経済的な形式です。
水管橋ができるまで
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